シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉が現実味を帯びてきました。

予測では2045年に人工知能が人間の知能を超えるということですが、現在までのコンピュータの進歩と人間との知性との差を回帰分析した結果、交差するところがが2045年ということで2045年問題と言われています。
回帰分析の場合には当然のように誤差を考えなければいけませんが、平均値で考えると2045年ということです。この回帰分析のパラメタがいくらか知らないので正確なことは言えませんが、早ければ10数年後には起こってもおかしくないと言えます。

そのシンギュラリティが起こった場合には、まさに人間の出る幕なし。人工知能が自己学習しまた新しい人工知能を作成していくというサイクルがすごいスピードでなされていくことになります。
この人工知能はソフトウエアの世界だけにとどまらず、まさにロボットなんかも含まれますので、ロボットが自分より優秀なロボットを自動で作成していきつづける。自分を構成する部品なんかも自己学習し、より良いものに改良する。そうなった場合には人工知能は機械そのものですので、まず疲れを知らない。24時間365日働き続けて、いままでの人間世界の発展よりもさらに加速した発展をしていくことになるでしょう。

ちなみに人工知能には感情がないとか言われているので、人間の方がその分有利だとい話もありますが、その辺りは現在の技術では特に重要視されていないので入れていないだけと考えると、感情に関してもじつは人工知能に組み入れることは可能ではないでしょうか?そうなるとまさに人間と同じ。すごい世界です。

ロボットが人を傷つけないという前提も塗り替えられてしまかもしれませんね。

話を変えて、シンギュラリティが起きた場合に人間はどうなるか?人間だけでしかできない部分もまだあるのでしょうか?
小説なども過去データをもとに人工知能が作成したものもちらほら出てきていたりします。ただ、人工知能の場合には過去の経験(データ)に基づいたものしか判断基準にできないという弱点もありますので、(乱数などを使って将来を適当に予測するということもできるでしょうが。。。)想像するという部分はいつまでも残るかもしれません。