喫煙率が初めて20%を割ったそうです。健康志向の影響だとか。男性が30%、女性が10%の合計20%。といっても成人人口に対する比率でしょうから、実際の人口比率に直してみます。

人口統計データは政府の統計局、estatからダウンロードできます。

http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2013np/

こちらのExcelをダウンロードし、総人口の項目を使用します

男総数 61909千人、内20歳以上50417千人

女総数 65388千人、内20歳以上54444千人

これらにそれぞれ、30%と10%を掛けるとタバコ人口が出ます。

男タバコ人口 15125千人

女タバコ人口 5444千人

合計20569千人 対人口比 16%

という結果になります。

 

ここで、ちょっと町中を考えてみますと、飲食店は分煙と言いつつ必ず喫煙スペースがあります。ひどいところでは半分が喫煙テーブル。これは人口に対する喫煙人口比でいうと多すぎます。公共の乗り物類は最近ほぼ禁煙となりつつあるので、喫煙者には多少きついかもしれませんが、喫煙スペースなる物があるせいで、実際には禁煙車両にもその害が及ぶ恐れがあります。

あと、ギャンブル関連。これは完全に喫煙天国。禁煙のものなんぞ聞いたことがありません。ギャンブルとタバコは切っても切れないのでしょうか?

どちらにせよ、喫煙者はかなりの少数派。なのに、いかなる場所にも喫煙スペースを設けるなど、これほど気遣いをするのはちょっと考えてみてもやり過ぎかと思います。

行政からすればタバコ税が入ればいいということかもしれませんが、その分、健康被害も出るわけで、トータルすればあまり儲かっていないのかもしれません。

 

何より臭いのでさっさとタバコはなくなる方向に行けばいいと思います。と、昔煙草を吸っていた自分が言うのもなんですが。。