少し前のことですが、理科教室向けになにか面白いものがないかと探していたところ、RaspberryPiを使ったIoTもどきのものが作れそうなこのサイトを見つけました。
こちらのサイトでは、市販製品を組み合わせてスマホで操作するタミヤのラジコンの作成方法を詳しく解説してくれていて、全く電子工作がわからない自分でもなんとか組み立てることができ、動かすことができました。
電子部品は知る人は知る秋月電子で全て揃えることができるので、自宅にいながら全ての部品は入手できます。組み立ても、半田付けが必要なのですが、昔少しやった程度でしかないのですが、なんとかなるものです。
こちらの製品は、インターネットを使っているわけではなく、組み込んだRaspberryPiをWebサーバとして、スマートフォンからHTTPアクセスするという仕様。間にWifiルータが必要となります。
これを改造すれば非常にいいIoTの入門用製品が作れます。インターネット上にサーバを用意し、そのサーバ上でラジコンの動く経路を返すWebサーバAPIを作成し、RaspberryPiをクライアントとしてそのインターネット上のWebサーバと通信し続ければ、Wその通りに動きます。
Webサーバへの経路の登録には、別にAPIを作成し、スマートフォンからインターネット経由で書き換える。これで完全なIoTの実験場。Webサーバでリアルタイムなフィードバック制御を行うプログラムを組んで、それを経路情報に反映させれば無人運転も可能。地図を組み合わせれば完璧です。
こんな感じで、まずは他者の作成したものをそのまま作成して、それを改造する。新しい発明の基本に忠実にいきましょう。