プログラミング言語教育について

最近、子供たちへのプログラミング教育が流行ってきているようです。
2、3年前に、新規事業を考えた際に、子供向けプログラミングなんかを考えたのですが、その地点でもかなりの数の事業者があったりしたような気がします。

まあ、大体のプログラミング教育事業は、対象者が小学生から中学生で、子供を集めて、教育用プログラム言語を用いて、何かしら動くようなものを作らせてみる、というようなのが多かったような気がします。

教育用プログラム言語

教育用プログラム言語ってscratchが有名ですが、実は触ったことがありません。いわゆるビジュアル系プログラミング言語はちょっと使ってみて遊ぶ分にはいいのですが、結局は何もできない、というイメージです。

以前、VisualBasicがこのビジュアル言語として、持て囃された時期もありますが、結局は、ちょっと外れたことをしようとすると途端、このビジュアルだけでは全く何もできない。そのため、結局は書き直したりするというような無駄な作業が発生したりします。

あと、ビジュアルだとなんかできたような気がしてしまい、結局はプログラミングの奥の深いところを理解していないので、将来的には何も役に立っていない状態になったりします。
慣れさせる、という意味ではいいのでしょうが、最近ではPCを触ったことのないような子供もまあいないでしょうから、こればかりやらせるようでは全くダメなのかもしれません。

プログラミングは基本知識

プログラミングは実は、それほど難しいものではありません。英語を学ぶとかそういうレベルと同じだと思えばいいと思います。
つまり、プログラミングはそれ自体が目的ではなく、手段であること。プログラミングは自分の頭の中で考えているロジックを実現化する単なる手段であるということを認識する必要があります。

つまり、プログラミングはできることにより、自分のやりたいことの幅が広がるわけで、考えているロジックなどの確認ツールとして使う分にはいいと思います。

いわゆるITエンジニア?につて

いわゆる、実装部隊、仕様書を元にコーディングだけしているような仕事は今後どんどんなくなっていくはずですから、そこに注力を注いではいけません。
たとえば、以前では、J2EEでガリガリ書き込んで、サーバサイドを作ったり、クライアント用Windowsプログラムを作成したりなど、この辺りは工数ばかりかかって非常に大変でした。
現在では、クライアントの進化により、Webだけでも十分にこなせたりします。

スマホアプリ自体は、まだまだゴリゴリ書いているようですが、そのうちフレームワークが発達することにより、ビジネスロジックのみを書けばいいようになっていくはずでしょう。

あと実装に関しても、海外は安い部隊がいたりしますのでそちらの活用がどんどん進んでいけば国内の高い人たちを使う必要はありませんので、そういう意味でも非常に今後は厳しくなるでしょう。

つまりのところ

プログラミングは目的ではなく手段であり、できて当たり前。
今後のIT系の仕事はビジネスロジックを作ることが大事。