今頃というかなんというか、東野圭吾氏のマスカレードホテル。読みました。
というのも図書館に何冊もおいてあったのですね。昔は必ずハードカバーが出れば買っていたのですが、最近では本自体買うことが少なくなってしまいました。特に理由もないのですが、やはりタブレットとかスマホの影響で、電車の中では本を読む機会が減ったみたいです。あと、最近では「自炊」ばかりで、本は中古の100円を買ってきて切り刻みまくる感じです。タブレットだと何十冊も入るので便利ですね。
で、本の内容はというと、久しぶりの東野圭吾、テンポよくスラスラと読んでしまいました。ミステリーというよりはという感じでしたが、まあ面白かったです。
どちらかというとパラドックス13とかそういう方が東野圭吾っぽくってすきなのですが、これはこれで刑事物ということで、いいストーリーでした。やはり東野さんらしく計算し尽くしたトリック?でストーリーがしっかりしています。
そういえば東野圭吾にはまりだしたのは、秘密という映画を見てからです。その後、ほぼ全部を読み尽くしたかと思いますが、やはり、名作というと、彼女をどちらが殺したか?ではないでしょうか?これは殺人事件の推理小説にも関わらず、犯人が最後まで明かされないという常識破りの推理小説です。これを初めて読んだのは2000年くらいでしょうか?まだインターネットもそれほど盛んではなかった時代?ダッタかと思います。犯人側からなくていろいろ調べてみました。そこそこ理論的な解答が書かれているところがあるので、もやもや感は消すことができます。
あとは白夜行でしょうか。この物語の緊張感と行ったらありません。読み終わるまでは洗面器を顔につけているような感じのする小説です。テレビドラマもありましたが、小説の方が断然おすすめです。テレビのそれは別物だと思ってもいいくらいです。
まあともあれ久しぶりに東野さんを読んだので、またはまってしまいそうになりそうです