資格といってもいろいろ種類があると思います。難関の資格といえば士業ですね。弁護士、公認会計士、税理士など結構たくさんあったりします。
これらの資格は法律で定められているので、技術士の場合には成年被後見人だとなることができませんのでそれの照明を役所でもらったり、結構厳格だったりします。たの士業はちょっとわかりませんが、まあ似たようなものかと思います。

これらの難関資格ですが、ペーパ試験で取得できるものがほとんどだったりします。例えば以前受けたことのある、社会保険労務士なんかは、全てマークシート方式のテストなのですが、これが意外と難しい。ただ、これに合格すればほぼ受かったも同然だったかと思います。(2次試験もあったと思うのですが、こちらは研修だけだったような。。。)
似たような感じで、受けたことのあるのが中小企業診断士。こちらも1次試験はマークシート、2次試験は論文形式だったような気がします。面接試験はどちらも無かったと思います。

技術士の場合には、試験は論文形式の試験なのですが、ペーパ試験に受かった後に面接があります。これが意外と曲者だったりします。通常面接試験はそれほど落ちることないのかと思っていましたが、部門によっては3割近く落ちていたりする年もあったりします。技術士の場合には実務経験からの実力を証明するというような資格ですので、まず、受験要件に実務経験が7年以上必要という要件があります。
そのため、面接でもその部門の専門家の方が面接官として面接し、受験者が提出する業務経歴書に対し、かなり突っ込んだ質問が来るので、実際にその業務を行ったことがないような人はまず落ちてしまいます。

方や、ペーパだけで受かる、中小企業診断士などは知識があればまず受かると思います。ただ、中小企業診断士の資格を持っている人で実際に中小企業の診断を行ったことがある人ってどれくらいの割合いるのでしょうか?どちらかというと中小企業診断士は持っているだけというイメージが自分には結構あったりします。周りにも持っている人はたくさんいますがそれを十分に活用している人は、ほとんど見たことがありません。
実はそのような資格の場合には、資格商法の格好の餌食になってしまいますので受験をする際には、何を目的として受けるのか?ということを明確にして挑む必要がありそうです。

士業といっても独立開業できるような士業はあまりなく、この辺りの社会的整備なんかが実は一番の課題なのかもしれません。技術士の場合も、はたから見れば定年後の趣味的な資格とみられていたりもしますので、地位の向上が一番の課題ですね。