情報処理技術者試験の2016年秋試験が申し込み開始されました。
今回の試験で、情報セキュリティスペシャリストが終了となり、次年度から情報処理安全確保支援士という士業の資格試験となります。
情報処理安全確保支援士は、今まで行われてきた、情報セキュリティスペシャリストの合格者のみならず、情報セキュリティアドミニストレータやテクニカルスペシャリスト(情報セキュリティ)の合格者も士業登録することができます。
ただ、登録はできますが、3年ごとの更新制となっており、その期間内に所定の研修などを受けないと更新することができません。
また、試験自体は情報セキュリティスペシャリストと同レベルとのこと。たぶん、士業の中でも最も簡単な部類になると思います。対象者も現在まででも数万人規模いるとのことですので、これを持っていたからどうだということはありません。
名称独占資格となることでしょうから、特にメリットがあるのかどうかわかりませんが、公官庁のシステム開発の入札要件などには、この資格を持っていないとダメというような要件がつくのかもしれませんので、登録していて損はないです。
自分の場合には、情報セキュリティアドミニストレータを5、6年前に取得。その後、情報セキュリティスペシャリストを昨年秋に取得。ということで登録することはできますので、多分登録します。
士業の場合には、技術士の場合もそうだったのですが、結構提出する書類があるのかなと思います。技術士の場合になりますが、被後見人とか禁治産者はなれませんので、実は結構厳格です。登録料も破格の3万。以外と痛いです。
情報処理安全確保支援士の協会などはまだできていませんが、そのうちできるのでしょう。是非参加してみたいですね。
で、今回の秋試験ですが、ST、SCもとっているのでSAでも受ける予定です。とは言っても特に勉強をガリガリするわけでもありませんので、まあ、楽しめる程度に頑張る感じでしょう。