イノベーションという切り口で授業を受けたわけですが、自分の中でもイノベーションと言うものの意味がモヤッとしていました。
授業を受けるとはっきりとわかるというところが、授業をうけることのメリット。社会人になるとあまりこういった形での教育は行われず、自分で独自解釈をする場合が多いので、大学院で学ぶことには一つメリットがあります。
イノベーションとは、単なる発明発見ではなく、もっと広い意味で、新たな価値の創造とその普及を兼ね備える観念ということです。ここで重要なのが、「普及」というキーワード。商業ベースに乗せて広めないと全く意味が無いということです。
いくら良い発明をしたところで、社会に普及しないと全く意味がありません。例えばかなり昔になりますが、VTRのベータとVHS戦争。機能的なものに関しては圧倒的にベータが優位だったのですが、普及をうまくさせることができずに結局早々に消えてしまいました。このようにいくらいいものであっても、普及しないといけないということなのでしょう。
また、イノベーションはプロダクトだけではなく、プロセスも含むことが特徴です。プロセスとは、作る過程とかその途中の改善なども含みますので、このあたりは日本の技術が非常に得意とするところであったりします。青色LEDの発明に関してもどちらかと言うと製造プロセスが焦点になっていたかと思います。
こんな感じでイノベーションという意味を再度教育されていかれます。また、かんたんであるけどもテストもあるので、テストに出た問題って結構印象に残りますので、非常にためになります。
イノベーション。このキーワードをもとに今後学習が進んでいくのでしょう