今週のお題「花火2014」
ずいぶん前の話。学生時代、所属していた映画サークルで花火大会に行った思い出です。当時、田舎から上京したばかりのうぶな自分。当然花火大会なんぞみたこともなく、花火を見に行く、と言われてもあまりピンときませんでした。
この映画サークルというのは、みる方のサークルではなく、撮る方のサークルです。当時はデジタルビデオカメラなんて言う便利なものは当然なく、映画を撮ると言えば8mmフィルム。カメラ自体もかなり大きく、フィルムも一本で10分だかそれくらいしか撮れない物でした。音声は入る物もあったのですが、圧倒的に音声なしのフィルムを使って撮り、後でアフレコをするのが8mm映画の作り方です。
撮った後、現像に出し、あがってきた物をはさみで切ってテープで貼るというのが編集でした。8mmなので現像したフィルムの幅も8mmしかないので、見るのが大変。編集も今のようにパソコンでちょちょっとできるような物ではなく、重労働でした。
その映画サークルなのですが、当然男だけでは映画が撮れないので、女子大の映画サークルと提携する、というのが一般的です。で、当然のように、花火大会にはその女子大の学生さんも呼んでの一大イベントとなっていたのでした。
当然、新入りの自分が、朝一番から場所取り。青いビニールシートを持参し、よるまで待つ。という場所取りです。先日ニュースになっていたペンキで場所取り、なんてせこいまねは誰もしません。
その、行った花火大会というのが、大江戸花火祭り。松戸だそうです。松戸なんて行ったことないような場所。結構遠かった思い出があります。川べりに着いたら、まずビニールシートを広げて、それで終わり。することがないので文庫本を持ってきていたのですが全部読んでもまだ時間があります。昼寝したり。。あとはビールばっかり飲んでいたような気もします。
夜になると皆さんやってきました。女子大のお姉さんにほめてもらってちょっと舞い上がってしまったのが花火大会の思い出かな?