技術士2次試験まで1ヶ月位になりました。
今年度は、現行制度の最終年ということで、今年受かってしまったほうがいいと言う人もあり、来年に挑戦という人もいるかと思います。
来年以降だと、部門の中の専門がかなり変更される部門もあり、なかなか新制度の試験を一発目で受けるのは、情報も少なく難しいのかもしれません。
とは言いつつ、新制度の試験をうけるのは悪いことではありません。選択式がなくなるとかそういう話もありますが、選択式はもともと足切り用という意味合いもあるので、そもそもの受験者数がそれほど多くもない部門ですと、あまり意味が無いものではないでしょうか?
技術士の本来の業務というものは技術コンサルタントという位置づけなので、技術に対して深い知識を持ちつつ、それ以外の部分に関しては幅広く知っているという、いわゆるT型人間が理想とされます。
なので、技術だけを知っていればいいというものでもなく、経営的なことも考えながら技術をどのように活用していくかということも含めて、コンサルティングできないといけません。
その為、技術士になったあとでもCPDと言うかたちで、継続的な研鑽を積む必要があります。
そもそも技術士法の責務の中にも有りますので。
自分は経営工学部門の数理を受けようかと思ったのですが、数理一本で受けるよりももう少し幅広い知識が必要とされる、来年以降の試験がいいのでは?と思ったため、来年以降に受けることにしました。因みに経営工学部門は今回大きく変わる部門の一つになります。情報工学部門は名称変更だけで実質は変わりません。
受験をする際には、専門とされる科目をふかーく勉強するというのもありますが、最近のニュースなどにも敏感になって、技術的な要素があるニュースを知った際には、そのニュースの解決策に対して自分ならどうするというのを、自問自答すると勉強になるかと思います。
他人の書いた文章を丸暗記するのではなく、自分の言葉にする。これが一番の試験対策になるかと思います。