資格と言っても様々ありますが、世の中にある資格の殆どが名称独占資格ではないでしょうか?
資格は業務独占資格が最も仕事上役に立つのですが、この種類はそれほど多くはありません。要は法律でこの資格を持っていないとこの業務はできませんと決められているような資格のこと。
例えば、医師とか公認会計士とかそいう資格になります。
厳密には、他人からお金を取って園業務をすることが禁止されているということになりますが。
例えば、医者しか治療できないとすると、家で怪我したときに子供の治療などができなくなってしまいます。ので、厳密に言うとそういうことです。
名称独占資格のメリットは実は無いのではないかと思う人も多いかと思いますが、資格自体が勝ちがあるのではなくて、その資格はまずはその資格の周りにある、仕事のまずは入り口に立っただけに過ぎません。
特に、名称独占資格でも非常に効果的な資格は、その資格に関するコミュニティ、もしくは協会などが存在することになります。資格を取り、協会に入ることにより、その資格の専門家が集まる場に参加することができます。当然、同じ資格を持っていてもその資格の中で細分化された分野で専門家がたくさんいることになります。
技術士なんかは特にその分野がすごく細かくて、21部門の分野のまたその中でも細かく専門が分かれています。そうなると、同じ技術士の会に参加しても、全く違う専門の方ばかりが集まることになるので、お互いに話していると非常にためになったりします。技術的な意味で。
また、企業に務める人がほとんどなので、それぞれの業界に特有の話などが聞けたりして、非常に自分自身の視野が広がることが、資格を取って協会に入ることにより最も得られることではないでしょうか?
因みに、名称独占資格のうちでも、ちゃんとした協会がないような資格は実はあまりその資格をとっても意味が無いのかもしれません。資格をとるということはその横のつながりを得るということがもっとも重要なことなので、そのあたりを見極めて、資格を取る必要があります。