とうとうリクルート社が東京証券取引所に上場いたしました。ドコモ以来の大型上場とか。いきなり時価総額が2兆円近く。すごいです。とても。。。時価総額とは株価×発行済株式数なので、この会社を買収したいと思うとこれだけの金額がかかるという金額ですので、非常に価値が高いことがわかります。

そもそもリクルートは情報を売る会社で、今のネット時代では当たり前のように行われている商売が、その当時ではかなり画期的ではないでしょうか?情報がおかねになるところに目を付けるのはさすがすごいというかなんと言うか。なかなか人って、無形の物にはお金を払いたがらない物ですので、情報だけで勝負するというのはかなり大胆だったのかもしれません。

その中でも一番の稼ぎ頭が、人材情報なんですねぇ。最近ネットをみていると広告のほぼすべてといってもいいのが、人材系の情報広告。要は無料で人材の情報を集めて、それを企業に売るという、平たく言えばそういう商売が今はものすごくお金になる商売ということです。リクルート以外にも星のカズほどの人材情報会社の広告の嵐。よっぽど儲かるのでしょうか?広告の常套文句が、ハイクラスだの何だの、未公開情報がうんたらかんたら。。

そんなにおいしい仕事なんかそうそうある分けないじゃないですか。無料で集めた人材情報を企業に売っているというBtoBビジネスも裏ではやっていることでしょう。昔の女衒と何ら変わらないような気がします。

とはいえ、これだけ社会的影響力のある会社が上場した訳ですから、これまで以上に世間に対して役に立ってほしい物ですね。まあお前が言うなって言うことはおいといて。。。