サービス関連の授業で最後の演習に、サービスを企画してみるというのが有りました。
サービス。
どうしても、技術者視点で見てしまい、作ってしまいますが、サービスの演習では顧客視点で見ることが重要です。
そのためにはやはり、ユーザからのインタービューなどが重要で、その中から深掘りし、本当のニーズを掴んでいく必要があります。
従来、何を作るにしても、技術シーズなど、技術者側からの視点でのものづくりというのが常でしたが、高度経済成長も終わり、人々が十分物質的に満たされてきたこの現代社会では、そのやり方では通用しません。
また、昔と違い現在では第3次産業の占める割合は、こちらによると約7割。現在ではもっと増えているでしょう。ちなみにこちらを見るとわかるように、第4次産業、第5次産業などという区分まで生まれてきました。これは第3次産業があまりにも大きくなりすぎたための区分追加なのでしょう。
また、これらのすべてについて、現在ではICT技術がすべての産業の基盤となっています。ということは、ICT技術はあって当たり前、使って当たり前ということになります。
当然サービスについてもICTが必ず絡んできますので、ICTをうまく顧客のニーズを満たすような形で使っていくサービス。これが一番必要なのでしょう。
ちなみに、授業で作成したサービスは「おせっかいなおばちゃんサービス」と言うもの。古き良き時代。近所のおばちゃんが色々といい意味でお世話をしてくれていた時代。これをサービス化するという企画だったのですが、結構盛り上がってしまいました。